「顔料デジタル」を「画期的な新技術」というと、繊維業界の ベテランの皆さんから怒られそうですが、確かに顔料プリントは 昔からありますし、デジタルプリントも30年前からありますので それを組み合わせただけ、といえばそうな […]
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2025.07.24
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瓢箪から駒(4)
2025.07.231年間、毎週欠かさず着たシャツですが、色が落ちないとは 言っても、最近さすがに少し毛羽立ってきた感じはあります。 ただこれは、顔料のせいではなく、生地そのものの特性(綿素材 ですので、繰り返し洗濯で毛羽が。。)なので、 […]
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瓢箪から駒(3)
2025.07.22私たちがふだん着るもの、あるいはバッグなど身に着けるもの、 または、インテリアのように生活空間を彩るものについては、まさか 2万年の耐久性は必要ないと思いますが、長くきれいな状態で使用 できるとすれば、良い事ですよね。 […]
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瓢箪から駒(2)
2025.07.17ラスコーの洞窟画や、高松塚古墳の壁画、ミケランジェロやダ・ヴィンチの 描いたフレスコ画。 美しい色彩を現代まで保てた理由は、元々使用された 顔料の堅牢性に加えて、共通するのは、絵の表面に起きた炭酸カルシウム形成と 言わ […]
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瓢箪から駒(1)
2025.07.16ここで、現在開発進行中の最新型顔料デジタルプリンターにも 使用されている「顔料」の特性について、お話をしたいと思います。 前にお話したように「顔料」は、「染料」とともに、人類の歴史の 様々な場面を彩ってきました。ただ、 […]
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「染料」と「顔料」(5)
2025.07.15「染料」と「顔料」の違いについて、簡単にご説明をしてきましたが、 どちらも何かに色を付ける、という意味では同じなのに、微妙なところで内容に かなり大きな違いがあるというのは、何となくご理解いただけたかと思います。 テ […]
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「染料」と「顔料」(4)
2025.07.14「安い」だけなら良かったのですが、昔の顔料プリント・染めは、 1)堅牢度が悪い(こすると落ちる・耐光も悪い) 2)風合いが硬い(がさがさ・バリバリする) 3)色がくすんでいる(色に冴えがない・黒がチャコールに見える) […]
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「染料」と「顔料」(3)
2025.04.21ポリエステルを染色する染料といえば、一般に「分散染料」ですが、 この分散染料も、元々は水には不溶なのですが、界面活性剤で水中に分散させ、 それを高温・高圧化でポリエステル繊維の中に分散させて(押し込むイメージ) 染色し […]
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「染料」と「顔料」(2)
2025.02.21「染料」と「顔料」、違いはなんとなく分かっている方は多いと思いますが、 実際にその「境目」となると、実は、結構微妙な話になります。 大まかに言ってしまうと、「染料」は水や油などの溶剤に溶けるもの、 「顔料」は溶剤に溶 […]
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「染料」と「顔料」(1)
2025.02.19新規システム稼働と、それに伴う事務所の移転の忙しさにかまけて、 しばらく更新を怠っていたこのブログですが、ようやく新システムも 順調に稼働しだしたこともあり、ぼちぼち再開したいと思います。 意外な方から「ブログ、読ん […]