そもそも、洗えるか、洗えないか、何を基準にして言っているのでしょうか?

昔チュニジアに旅行で行った時に、お土産に買ってきた敷物があったのですが、(売ってた

おじさんは「コットン100%!」言ってましたが、どう見てもレーヨン100%(笑)。

同じセルロースだから良いでしょ、的な?(笑))

日本に帰って、とりあえず1回洗ってから、と思って洗濯機で一回ししたら、、、バラバラに

なってしまいました。(本当にバラバラ(笑) 色とりどりのワタの塊のようになって、

洗濯機の水面にぷかぷか浮いて、、、(笑) 後片付けが大変でした。。。

(水溶性ビニロンでも使っていたのかしら))

これは「洗えない」という分かりやすい一例ですが(笑)、普通、大抵の繊維製品は、水と洗剤で、

洗うことは洗えます。問題は洗った後に、極端に縮んでしまったり、表面が毛羽立ってしまったり、

色が褪せてしまったり、こうした主に外形上の顕著な変化が起きた場合、「もう着られない

(使えない)」=「洗えない」(製品)ということになるのだと思います。

そういう意味では、綿100%の製品は、十分普通に「洗えます」。ただし、浴衣などのように

条件付き(一手間が必要)のものもありますが。生地の加工によって、多少縮んだり、毛羽立つことも

ありますが、ほとんどの場合、問題ない(気にならない)レベルです。

最近巷には「機能性」をうたった合成繊維の製品が増えていますが、暑い夏を乗り切るためにも、

天然の高機能(吸水性・吸湿性の高い)繊維である綿製品をどんどん着て、どんどん洗ってほしいと

切に願っています(笑)