「安い」だけなら良かったのですが、昔の顔料プリント・染めは、

1)堅牢度が悪い(こすると落ちる・耐光も悪い)

2)風合いが硬い(がさがさ・バリバリする)

3)色がくすんでいる(色に冴えがない・黒がチャコールに見える)

という、3拍子揃った「安かろう・悪かろう」商品の代表みたいな(笑)

 確かに、安くできる=安く売るために、顔料自体も質の良くないもの

(色も冴えない、堅牢度も悪い)が使われていたり、顔料を貼り付ける糊

(バインダー)も、接着性がイマイチだったり、風合いがバリバリだったり、

おかげで見事に「3拍子そろって」いたわけです(笑)

 今回、新しい顔料インクジェットプリントを、皆さんにお勧めする際に、

この「3拍子」がいかに見事に解消されたかを説明し、過去の悪いイメージを

払拭できるかが、大きなポイントとなったのは言うまでもありません。

 一度付いてしまった「悪いイメージ」というのは、それを拭い去るのは

そうそう簡単なことではないのですが、今回の「顔料」は、それを可能に

するほどの 優れもの!!(と信じています(笑))